マイホーム購入での最も気がかりなことと言えば、やはり住宅ローンではないでしょうか。
住宅ローンの借り入れを検討する際には「頭金をいくら用意するのか」と悩んでいる方は多いです。
そこでここでは頭金なしで住宅ローンが組めるのかについて紹介します。
お悩みの方はぜひ参考にしてみてください。

頭金なしのメリットについて知っておこう

マイホームを考えている方の中には「住宅ローンには頭金がつきもの」とお思いの方も多いのではないでしょうか。
しかし、住宅ローンでは各金融機関が提示する条件を満たした上で、返済能力を有していると判断された場合など、頭金がいらないことがあります。
ここでは頭金なしで住宅ローンを組む(フルローン)メリットについて紹介します。

1つ目は、理想の住宅を速やかに購入できることです。

家探しをしていると理想の家に出会うこともあるでしょう。
立地や間取りなど、唯一無である不動産(住宅)を見つけた場合、タイミングを逃してしまうと購入できませんが、頭金なしで住宅ローンを組めるとなれば、自己資金(頭金)を準びする必要がなく、貯金額を気にすることなく速やかに購入することができます。

2つ目は、手元のお金を残しておけることです。

住宅購入の際に頭金が発生するとその分手元に残るお金は減ってしまいます。
この場合、あえて手元資金を残すために頭金なしで住宅ローンを組む場合があります。
手元にお金があると何か急なお金の問題が起こった場合でも対応でき安心です。

3つ目は、返済開始時期を早められることです。

住宅ローン完済のタイミングを定年退職時と想定するならローンの借り入れ(返済開始時期)が早いほど、返済期間が長くなり、毎月の返済額が小さくなります。

一方、頭金を貯めてから購入する場合は、購入時期(返済開始時期)が遅くなり定年退職時を完済と考えるなら、返済期間が短くなり、毎月の返済額も大きくなることから、家計への負担を感じることもあるでしょう。

ご自身の収入やライフプランを考慮した上でベストな方法を選択する必要があります。

フルローンを組むときの注意点とは

フルローンの問題点として、借り入れ額が高額となることが多く、多額の利息が発生することが挙げられます。住宅ローンは超長期間の返済となり、将来の家計予測が難しいことからしっかりとした返済計画が日必要です。
金融機関が貸してくれるから安心ではなく、ご自分の財布、家計から安心して返済できるかを検証してください。

まとめ

フルローンのメリットは、理想の住宅を速やかに購入できる、手元のお金を減らさない、返済開始時期を早められることです。
ただし、借り入れの金額の増加に伴って多額の利息が発生することから返済計画に注意が必要です。
奈良で住宅ローンのお悩みがある方は、ぜひ当社にご相談ください。