「仮審査と本審査の違いとは?」
住宅ローンを検討中の方で、このようにお考えの方はいらっしゃいませんか。
住宅ローンについて検討する際には、それらの違いについて把握しておきましょう。
そこで今回は、仮審査と本審査の違いについて解説します。
仮審査と本審査の違いとは
仮審査とは、簡易的な審査のことです。
仮審査の際には、金融機関から求められる情報を提出します。
物件価格や年収に対しての借り入れ額の大きさなどの”資金計画”、また年齢や勤務先、勤続年数などの”申込者の属性”を確認されます。
本審査は、仮審査よりも厳密な審査です。
提出した必要書類に基づき担保評価(購入予定の物件評価)や申込者の健康状態、場合によっては、建築を依頼する住宅会社の財務状況などを主に審査します。
このように、仮審査と本審査の違いは審査の目的です。
仮審査では、融資できるかどうか、本審査は、本当に融資していいかを審査します。
そのため、本審査の方が審査期間は長く、必要資料も多くなります。
住宅ローンの審査のポイントとは
住宅ローン審査の前に注意しておきたいポイントについて見ていきましょう。
提出資料に不備はないか確認する
仮審査と本審査のそれぞれで提出した資料に異なる点がある場合、審査に通らないことがあります。
仮審査では自己申告で資料を提出しますが本審査では、それを証明するための資料を提出する必要があります。
仮審査の段階で、申告する情報が正確かどうか確認しておくことが大切です。
健康状態を確認する
住宅ローンを利用する場合、フラット35を除き団体信用生命保険の加入が必須です。
そのため、本審査では団体信用生命保険の申し込みと健康状態の告知の手続きを行います。
もしも、保険会社が定める項目で健康状態に問題がある場合、団体信用生命保険には加入できず、本審に通らないこともあります。
それゆえ、健康状態に不安がある場合は、事前に金融機関に問い合わせし、相談しておきましょう。
団体信用生命保険の加入基準が緩和されたタイプを取り扱っている場合もあります。
また、健康状態によって、金融機関選びにも影響があるので慎重に進めましょう。
まとめ
今回は、仮審査と本審査の違いについて解説しました。
仮審査と本審査の目的や提出資料の違い、それから内容や健康状態にも注意することが必要です。
このように住宅ローンの資金計画がマイホーム購入計画の中心であることをご理解いただけると思います。
できるだけ早い段階で手続きを進めましょう。