子育てママにやさしく伝えたい、制度のポイントと考え方
「家を買ったほうがいいのかな…」
「ローンって、やっぱり重いよね…」
子育てをしていると、住まいのことを考える場面が増えてきますよね。
子どもの荷物が増えて部屋が狭く感じる
学校や通園のことも考えて引っ越したくなる
家賃を払い続けるのもどうなんだろう…と迷う
一方で、
住宅ローンが不安
お金のことを考えると踏み出しにくい
失敗したくない
そんな気持ちも同時にある方がほとんどです。
その中でよく耳にするのが
「住宅ローン減税」
という言葉です。
今日は、この住宅ローン減税が
2026年度からどう変わる予定なのかを、
むずかしい言葉をできるだけ使わず
子育て世代の視点を大切にしながら
わかりやすくまとめていきます。
住宅ローン減税ってなに?
まずは基本から。
住宅ローン減税とは、
👉 住宅ローンを利用して家を購入した場合
👉 毎年払う税金の一部が戻ってくる制度
のことです。
もう少しやさしく言うと、
ローンという大きな負担を抱えた家庭に対して
「税金を少し軽くしますね」と国がしてくれる応援
そんなイメージです。
どれくらい戻るの?
基本的には、
年末時点の住宅ローン残高 × 0.7%
が上限になります。
たとえば、
年末のローン残高:3,000万円
控除率:0.7%
👉 最大で 約21万円 が、その年の税金から控除されます。
実際の金額は、
その年に納めている税金
家の性能や条件
所得の状況
によって変わりますが、
家計にとっては、かなり大きな支えになる制度
と言えると思います。
2026年度からどう変わるの?
ここからは、多くの方が気になっているポイントです。
2026年度の税制改正では、住宅ローン減税について
継続するか
内容がどう変わるか
対象が広がるのか
が見直されています。
主なポイントは3つです。
① 制度は「続く方向」
「住宅ローン減税は終わるらしいよ」と聞いたことがある方もいるかもしれません。
現時点での方針としては、
👉 2026年度以降も制度は続く方向
となっています。
ですので、
「今年中に買わなきゃ損!」
と慌てる必要はありません。
「知ったうえで落ち着いて選べる」環境に近づいている、と受け取ってもらって大丈夫です。
② 中古住宅の扱いがよりよくなる
これまでの住宅ローン減税は、
新築:優遇が手厚い
中古:少し不利になることが多い
という特徴がありました。
2026年度からは、
👉 中古住宅でも使いやすくなる方向
で見直しが進んでいます。
中古住宅を選ぶご家庭は実は多く、
予算を抑えたい
立地を重視したい
リノベーションを考えている
という方にとって、選択肢が広がる改正と言えます。
③ 床面積の条件が緩和される見込み
従来は、
「50㎡以上でないと対象外」
というルールがありました。
2026年度からは、
👉 40㎡台でも対象になる見通し
となっています。
これにより、
コンパクトなマンション
子どもがまだ小さい家庭
少人数家族
でも制度を使いやすくなります。
「広い家であること」だけが正解ではなく、
いまの暮らしにちょうどいいサイズを選びやすくなる
そんな改正です。
ちょっと数字でイメージしてみる
例えば、
3,000万円の住宅ローンを組み
控除率が0.7%だとすると
👉 年間で最大約21万円の控除
となります。
10年間使える場合、
👉 合計で約210万円のイメージ
です(※実際には条件により変動します)。
金額だけを見ると、
「お得だから急いで家を買わなきゃ!」
と思う人もいるかもしれませんが、ここで大切な話をもう少しだけ。
減税は「決断の理由」ではなく「後押し」
住宅ローン減税は、とてもありがたい制度です。
ただ、
👉 減税があるから家を買う
👉 優遇が拡大したから今がチャンス
という順番で考えてしまうのは、あまりおすすめできません。
いちばん大切なのは、
無理なく返済できるか
教育費や老後資金と両立できるか
片働きになっても家計が崩れないか
将来の変化に対応できるか
という「暮らしの土台」です。
住宅ローン減税は、
その暮らしを支えるためのサポート役
という位置づけで考えてあげると、バランスのいい判断につながりやすくなります。
子育て世代がついやってしまいがちな考え方
少しだけ「あるある」を挙げてみます。
「家賃がもったいないから買う」
たしかに、家賃は戻ってきません。
でも、
住宅ローンの利息
固定資産税
修繕費
など、持ち家にも出ていくお金があります。
👉 「家賃=損、持ち家=得」とは言い切れません。
「まわりが買っているから、うちもそろそろ」
友だちや同僚の報告を聞くと、心が揺れることもありますよね。
でも、
家族構成
収入や働き方
大切にしたい価値観
はそれぞれ違います。
👉 人のタイミングと自分のタイミングは別物です。
まとめ:焦らなくて大丈夫
2026年度の住宅ローン減税は、
制度が続く方向
中古住宅でも使いやすくなる
小さめの家にも対象が広がる
という点で、子育て世代にとって心強い制度です。
ただし、
👉 減税のために家を買う必要はありません。
👉 判断を急ぐ必要もありません。
いちばん大切なのは、
「どんな暮らしがしたいか」
「どんな毎日だと家族が笑っていられるか」
その答えを大切にすることです。
制度は、その選択を後押ししてくれる道具のひとつ。
あなたの人生の主役は、あなたと家族です。
無理のないペースで、安心して考えていきましょう。