注文住宅の資金計画はどのように立てる?奈良で注文住宅をお考えの方に向けて解説します!

「資金計画はどのように進めれば良いのかな」
このようにお考えの方はいらっしゃいませんか。
この記事では、資金計画の進め方について詳しく解説しています。
奈良で注文住宅をご検討中の方は、ぜひ参考にしてください。

資金計画の進め方について

住宅の購入は大きな費用がかかるため、資金計画が非常に重要です。
以下では、資金計画を考える際の流れをご説明します。

まずは、住宅購入にかかる費用の内訳を把握しましょう。
費用の内訳は、大きく3つに分けられます。

最も割合が大きいのは住宅を建てるための本体工事費で、全体のおよそ7割を占めます。
次に割合の大きい費用は電気設備やガスにかかる付帯工事費で、全体の約2割です。
そして残りの費用が諸費用と呼ばれるもので、住宅ローンの手数料や引っ越し代がこれにあたります。
それぞれの費用にどのくらい予算を充てるのか、家族で話し合いましょう。

費用の内訳が把握できたら、ご自身が用意できる頭金を確認します。
住宅購入にかかる費用は、頭金を支払ってから、残債をローンで返済します。
最初に、どのくらい自己資金を用意できるのか確認しましょう。

注意点として、転居して間もない時期は想定外の費用がかかる可能性があります。
「頭金の支払いで生活に余裕がなくなった」といったケースを防ぐために、ある程度手元の資金に余裕を持たせておきましょう。

頭金を決定したら、続いて住宅ローンの借入金額を確認します。
住宅ローンを借りる際は、月々に無理なく支払いできる設定にすることが重要です。
ご自身の収入や生活費を参考に、どのくらいまで借入可能なのかを計算してください。

ローンの借入金額が決まったら、各種住宅ローンの比較を行いましょう。
住宅ローンの借入先は、銀行や信用金庫などの民間ローンと公的ローンの2種類があります。
住宅会社やインターネットから情報収集をして、ご自身に合う住宅ローンをお選びください。

建築費用を支払うタイミングと住宅ローンについて

住宅会社に建築費用を支払うタイミングは、契約時、着工(上棟)時、引き渡し時の3回です。
支払いが一括でないのは、住宅建築の工期が長く、会社を運営するために定期的な収入が必要であるためです。

建築費の大部分を住宅ローンで支払おうと考える方が多いですが、一般的に融資が実行されるのは、引き渡し時(工事終了後)です。
そのため、支払いタイミングにズレが生じてしまいます。
自己資金で契約時、着工時の支払いが済ませられる方であれば、問題ないでしょう。

一方で手元の資金で支払うのが難しい方は、金融機関が行っている「つなぎ融資」を利用しましょう。
もし「つなぎ融資」についてよく分からない方がいらっしゃれば、一度金融機関に相談することをおすすめします。

まとめ

今回は、資金計画の進め方や建築費を支払うタイミングについてご紹介しました。
資金計画を立てる際は、長期的な視点を持ってローンを組んでくださいね。
住宅購入に関して、資金面で不安な方がいらっしゃれば、お気軽に当社へご相談ください。

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