住宅ローンの手続きの流れとは?注意点も解説します!

「住宅ローンの流れを知りたい。」
このようにお考えの方はいらっしゃいませんか。
また、住宅ローンを利用する際には、いくつかの注意点がございます。
そこで今回は、住宅ローンの流れとその注意点について解説します。

住宅ローンが融資されるまでの流れとは

住宅ローンの流れには、7つの段階があります。

※注文住宅の購入の流れは?と疑問に思った方はこちらで解説しております。

注文住宅をお考えの方へ購入の流れを解説します!

step1.物件探し

まずは、物件探しからです。一般的に住宅ローンの審査を進めるためには、特定の物件の情報が必要です。購入希望の物件で審査を行いましょう。物件が変わると審査手続きを初めからやり直す場合もあるのでご注意ください。

step2.金融機関探し

どこの金融機関で住宅ローンを組むかを検討する必要があります。
金融機関で住宅ローンを組む場合、自分自身での申し込み、もしくは不動産会社と提携している金融機関を紹介してもらう、と言った主に2つの選択肢があります。ご自身で申し込みする金融機関を決める場合は、ネットや電話で問合せをして詳細を確認する作業が必要になりますので早めに行動を起こすことが重要です。

step3.事前審査

金融機関所定の申し込み用紙に必要事項を記入、捺印し提出します。複数の金融機関で手続きを行う場合は、いくつもの用紙を記入する必要があります。なお、ネット銀行の場合は紙ではなく、WEB上で入力することになります。早ければ当日、遅くても1週間程度で結果が出るのが一般的です。

step4.売買契約

希望の物件を購入する際の契約です。不動産会社が作成した”重要事項説明書”と”不動産売買契約書”を宅建士(不動産会社社員の場合がほとんど)から説明を受け、署名・捺印します。併せて、手付金を支払います。

step5.本審査

上述した売買契約時の書類を持って、金融機関へ出向き、本審査の申し込み書類に必要事項を記入、捺印します。事前審査書類とほとんど同じん内容です。審査結果は、早ければ2日から長ければ2週間程度かかることもあります。

step6.住宅ローンの契約

本審査が通ると次は、ローン契約。正確には「金銭消費貸借契約」です。略して「金消契約」ともいいます。銀行などの金融機関とあなた(申込者)が”お金を○○の条件で貸し借りしますよ”という契約書です。

step.7.引き渡しと融資実行

契約した条件で融資(借入金)金が申込者口座へ送金され、住宅会社などのしかるべき振り込み先に送金する手続きです。金融機関にて司法書士が同席して行われることが一般的ですが、場合によっては金融機関に集まることなく手続きを完了させることもあります。

住宅ローン手続きの際の注意点とは

つなぎ融資について理解しておく

建物の完成前から複数回に分けて支払いが発生するため、お金を用意することが難しい場合にはつなぎ融資を利用しましょう。
また、金利が高く事務手数料として追加でお金がかかるため注意が必要です。

融資される時期を知る

住宅ローンは、土地分と建物分を同時に申し込むのが基本です。
しかし、融資される時期は土地と建物で異なります。
土地は決済時に融資されますが、建物は完成するまで融資されません。
このようなことから返済プランは大幅に変化するため、融資される時期を正確に確認しておきましょう。

建築確認申請を確認する

建築確認申請とは、「どこに、どのような、非合法でない建物を建てるか」の申請のことです。
この承認を得ることによって、金融機関は融資の審査を行えます。
この申請に対する承認を得なければローンの申し込みができないので、どのような建物を建てるか決まったら申請を行いましょう。

まとめ

今回は、住宅ローン手続きの流れとその注意点について解説しました。このように全体の流れを知って、疑問や不安を感じたら各所へ随時質問をしましょう。高額な住宅ローンを組む際には、いくつかの注意点があるためしっかりと考えておくことが大切です。

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